Phrygian cap & Crown SHOP 雑記

ブログ更新苦手なショップ職人兼店長が、意気込んで最低でも週一で何か書くぞ!と始めたショップブログ。

タグ:バッグ

今日は雨・・・

そろそろ梅雨の季節かな・・・


ずっと進めて来た、ハーレーブランドの例の古びたバッグ・・・

やっと先程、完成した。

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元はコレ・・・

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古びたバッグの雰囲気は残しつつ、補修しなきゃならない所はきっちりと・・・


ビフォー
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アフター
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ビフォー
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アフター
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みたいな・・・

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前のフラップ止め。

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新しいハンドル。

アクセントに銀製のバンプアウトで打ち出したフラワーコンチョを取り付けた。

どう?

どうよ?

カッコ良くなってる?

さてさて・・依頼主が気に入ってくれるかどうかは・・・・

依頼主は、ご存じの方はご存知か?・・
アーサーホーランド牧師である。

近々また、どういう形か分からないけど、お渡しする事になる。

気に入って頂けると良いのだけど・・・


話しは変わって・・・

つい先日・・・

長く使って来た携帯を買い換えた。

十数年使って来た携帯だからね・・・

勿論!スマートフォンに・・・


するわけないじゃん!

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コレに買い替えた!

通話はカケホーダイのプラン。
メールもネットもしない。
ましてやLINEなんてするはずもない。

こうすると月々安いしね。

んで・・

これを見たウチの娘・・・
俺の顔を、凄く残念そうな人を見るような目で見てたよ・・・

いいじゃない。
そう言う人なんだから。

用事があれば、出来れば電話で話すか、会って話したいものである。
スマホが人間関係を希薄にしてるのは明白な事実と俺は認識している。

極論を言えば!
出来れば携帯も何も持ちたくない。

でもまぁそれは、現実的ではないので・・・


今日の昼飯!

自家製徳島ラーメン大!
自家製チャーシューが決め手で旨し!!

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連休明けからこっち、儲かっちゃいないけども、忙しい・・・

昨日今日と、エアコンつけたいくらいに、アトリエ暑いし・・(苦笑)

でも、じっとり汗滲ませて、エアコン我慢して、バーナーに当たりながら、いろいろと作ってます。

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クォーターダラーシルバーコイン(アメリカの25セント銀貨)を使ったターコイズリングと、
950シルバーの1mm線の細めの女性向けリング・・・

普段着けに良い感じのターコイズリング・・・

リアルショップとminneで販売中。

https://minne.com/@phrygiancap

ごらんあそばせ!


んで・・・

今抱えてる仕事で一番、厄っか・・・いやいや、大変そうな子がこの子・・・

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言っちゃなんだが・・・

決して美しくはない、クッタクタのボッロボロのハーレーダビットソンブランドの古いバッグ・・・

ぱっと見は、もう・・・買い替えの時期では?と思うけども・・・

実は意外と、まだまだ現役な感じ。

マズくなってるのは・・・

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千切れ掛かってる帆布ベルトの取手・・・

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前部分の被せの縁が外れてるとこ・・

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ファスナーの取手が壊れて、千切れてる所・・・

破損個所はざっと見てこの程度であるから、
まだまだ現役なのだ。

補修だけなら、まぁ・・大変ではあるが、そう心労することも無い・・・

何が問題か?

依頼主が、このバッグをカッコよくしてくれと、言っている所・・・・

具体的に何をどうしろと言っているのではなく、
俺のセンスで良いから、カッコよくしてくれ・・と言っているのだ。

何処をどう?すればカッコよくなるのやら・・・
何より、カッコ悪いかカッコ良いかは、この依頼主の最終的な判断なのだ・・・

一体何を望んでいるのやも、さっぱり分からんのです・・・・

困り果てて、手が着けられない状態で日々悶々としている・・・




koukoku


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九十九神って聞いた事ある?・・・

人が使うモノや道具が百年に一年足りない九十九年の時間を経て、
その物に魂が宿り、九十九神になるって話・・・

ずっと以前になるが、アーサーホーランド牧師に言われた沢山の話しの中で、
物についての話が幾つかあって・・・

「人が手で作った物には魂が宿ってるんだよ」

「物は人の寿命なんかより、ずっと長生きだからなぁ・・・」

「お前の作るモノにも、魂が籠ってるんだよ。」

みたいな・・・

変な話かもしれないが、アーサー牧師はモノに宿る魂を信じておられる。

俺も変な話、こう言った話を聞く度に、九十九神的なイメージが頭の中に沸く・・・(笑)

先日発売されたばかりの「Hail Mary Magazine」 [ヘイルメリー マガジン]7月号に、
俺が制作したアクセサリー達を、紹介してくださっていた。

(本当にいつも有難うございます!!)

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(全国書店で今現在販売されてますので、本屋に立ち寄られた際には是非ご覧くださいませ!)

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雑誌の中には、アーサー牧師が長年愛用しているモノやお気に入りのモノ達がいろいろと紹介されている。

アーサー牧師のシンボリックな革ジャンからも感じ取れるように、
気に入った物をとことん、愛でて使い込む気質が、雑誌の中のモノ達にも感じ取れる。

俺もどちらかと言うと、気に入った物を長く使う癖がある。
ボロボロになっても捨てられなかったりする。

人が手で生み出したモノに魂が宿るのであれば、
人が長年使い続けているモノにも、きっと魂は宿っていると俺は思う。

当アトリエショップ内に俺が展示している古びたボロボロのメッセンジャーバッグがある。
革がすすけて、穴が開いた部分を継ぎ接ぎ、継ぎ接ぎして、現状をとどめているバッグ。

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このボロボロのバッグは、長年、アーサーホーランド牧師が日本全国、世界中、旅する際に、
お供して来たバッグである。
中には着替えや聖書等、あらゆる必要品が無造作に詰め込まれていたと記憶している。

このバッグをアーサー牧師が使用中、俺も何度か、バッグの補修をさせて頂いた。

このバッグにも、様々な場面の、アーサー牧師との記憶と共に、魂が宿っているのだと思う。

ボロボロのバッグ・・・
今は壁掛けのショーケースの中で、長年の労を休めている・・・

でも、バッグの中にはきっと、九十九神の魂が・・・・




koukoku




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今日は、雨・・・

相変わらず、アトリエに籠ってます。


今日は・・フィンランドエルクレザー(貴重なタンニン鞣し版)を使った、
特製チョークバッグ。

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フィンランドエルクは北欧のヘラ鹿の革だが、
近年、国内での流通量が非常に少なく、希少革になりつつある。

アメリカのエルクレザーとは比べ物にならない程の厚みと質感を持ってる。
(フィンランドエルクはヘラジカで、アメリカのエルクはアカシカ。アメリカでヘラジカはムースと呼ぶ。)
アメリカのエルクとフィンランドエルクは全くの別物である。

ウチにストックしているフィンランドエルクは、厚みも1cm程あり、
厚みがあるのに、鹿革同様、しなやかで柔らかく、吸い付く様な手触りである。
(ストックも残り少ないのだが・・・恐らくこの先入手できない希少革)


まぁ、チョークバッグの様な小物を1cm厚そのままで制作するのは厳しいので、
漉いて使う事にはなる。

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それでも、厚みを残せる所は、5mm以上は残して制作している。

今回、制作したのは、マチを取り付けたタイプ。
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以前から制作しているモノは、マチを付けていなかったのだけど、
それでも、革が柔らかく伸縮するので、十分な容量が確保できてるんだけどね。

今回はサイドにマチを設けた事で、やたらモノが入る感じ。

通常は鹿革の絞り紐だが、絞り紐もフィンランドエルクの四つ編み紐にした。

絞り止めには、ナチュラルターコイズの絞り止めを制作。

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非常に贅沢な仕様となった。

絞った時の姿はこんな感じ・・・
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あえて端革を使った事で、ワイルドながら、柔らかな質感からくるコロンとした可愛らしさがある。

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10年でも20年でも、直しながらでも、ずっと使って頂けると幸いです。



ゴールデンウイーク・・・明日は旧友たちが集うとの事で、
俺も夜から参加する。

連休最終の土日は、山に釣りに出かける予定。
今日の雨も、あまり降らないで欲しいところ・・・


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最後にうちの庭にあるサクランボ・・・
真っ赤に熟して、食べごろであるが、量が多くて、食べるのが追いついていない・・・
鳥たちがついばみに来て、手伝ってくれるが、それでも食べきれない程今年は豊作。

早く食べないと・・・




koukoku

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今日は一日中雨・・・

真瑠も退屈そうにしてる・・・

もう、半年以上?
いや・・一年以上前くらいから、ずっと思いを巡らせてる事がある。

バイクで一人旅・・・

行先も決めず、日程も決めず、ただその日その日、
思うがままにバイクを走らせて旅を続ける・・・・

仕事も家庭も、ほっぽり出して・・・
殆ど家出みたいだな・・・

皆さん・・そんな、気持ちに憑りつかれた事はないだろうか? 


俺はまさに、その憑き物が、ずっと心の中に今も憑いてる。


そんな旅への妄想を形にしたのが、旅用のワンショルダー。
旅と言えばやっぱりダッフルタイプだと思う・・・・

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随分前から、構想しつつ、
少しずつ、少しずつ、制作してきた。

革はフィンランドエルクレザーの5mm厚と1cm厚を使い、
底部分と上部分の二室に分かれてる。
底部分はカメラ等を収める為、緩衝性の高い、1cm厚の革を、
上部分は絞りって閉められるように柔らかい5mm厚の革を。

正面にはライダースジャケットを思わせるDポケットを付ける。

金具には随所にシルバーを贅沢に使った。

Dポケットの前の小さなポケットのコンチョボタンは、
インディアンニッケルを削り出した、ヘルメットスカルのホーボーニッケルを・・
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Dポケットのファスナーのチャームには、シルバーのドクロが、
インディアンペニー銅貨で作ったジェットヘルメットを被ってるチャームを。
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バッグの上部はフィンランドエルクの革をスリットして、
四つ編みにした革紐で絞れる様に作り、
絞り止めにはモルガンの一ドル銀貨のリングを、
時間を掛けて、赤錆加工にしたモノを。
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小さな金具類も950シルバーをふんだんに使った。

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ワンショルダーの背負うベルトは1cm厚のフィンランドエルクレザーを、
切りっぱなしで作り、
長さ調節のバックルは950シルバーで制作し、唐草の彫金を施してある。
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(バックル製作途中の画)

本当に少しずつ、手間暇掛けて、妄想を形にしてきた。

いつか、妄想は実現するだろうか?・・・

暖かくなり始めた頃に行きたいなぁ・・・・


話しは変わるが・・・

コレ・・・

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ロードエンジェルズのGに頼まれて、ライダースジャケット背中に、
チームの看板をレザーの土台を付けて縫い付けたモノ・・・

これを見た、東京の同じくローズのTちゃんが「俺も・・」って事で、
縫い付けを頼んできた・・・

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レザーのベストはうちで制作したモノではない。

本来なら縫子の内職じゃないんだから、
縫い付けだけの依頼なんて100パー断る仕事だが・・・
(しかもTちゃんからの仕事依頼はこれが初めて。)

まぁ、次、何かうちで作らせてもらえるだろう事を期待して、
依頼を受けた。

ナチュラルのヌメの上に茶芯の焦げ茶のヌメを乗せて、
その上に看板のパッチを縫い付けてある。

ナチュラルのヌメにはオイルを塗り込み、早くあめ色に焼ける様にしてある。

新品で他所で買ったベストは、俺の所に送られてきた時点で、
縫い目が切れて飛んでたり、革紐が切れてたりしたから、
修理までさせて頂きました。

(Tちゃん、次は、まともなオーダー頂戴よ!苦笑)


あぁ・・・遠くへ行きたい・・・
(し~らない、まぁぁぁちを・・歩いてみぃ~たぁあい・・何処かとぉおおくへ行きぃたぁあい・・♬)







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