今回もカメラネタで一つ・・・

リコーが昔、ハーフカメラを作っていたのはご存知だろうか?・・

リコーオートハーフって言うカメラです。

ハーフサイズで撮れるカメラのブームに乗っかって、
当時大変ヒットしたカメラです。

外装を少し飾る事で、様々なバージョンを生み出し、
(万博バージョンとかいろいろな時代ものに乗っかって作ってた。)

機種もオリンパスのペンシリーズに負けずに沢山出てます。

しかし、今回紹介したいのは、オートハーフシリーズの中でも、
特に異彩を放っていた、オートハーフSLと言うモデルです。

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従来のオートハーフとは違い、大口径レンズを入れたそのルックスは、
未来的と言うか・・(1960年~70年台の頃から見ればね!)なんとも主張が強いデザイン!

俺はこのカメラを見ると、いつも昭和の頃のブラウン管の14インチくらいのカラーテレビの姿がカブル。

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今の時代からすれば、なんだか玩具っぽさが勝ってて、
なぁんだ・・・トイカメラか・・・と言われそうですが・・・
当時としては、オートハーフシリーズの中では、リコーの本気カメラだったのです。

GRシリーズを世に生み出したリコーのカメラ、侮る事なかれ!

ゾーンフォーカスは意外とピント合せが難しいのですが、
ピントが合えば・・・

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  (RICOH Auto half  Kodak gold 400)

これくらいは撮れてくれます。

可愛くて、楽しいカメラです。