Phrygian cap & Crown SHOP 雑記

ブログ更新苦手なショップ職人兼店長が、意気込んで最低でも週一で何か書くぞ!と始めたショップブログ。

2018年05月

先日の一分銀ターコイズペンダントは無事お客様の手に渡り、
大変満足して頂いたご様子で・・・
よかったです。
(ご注文ありがとうございました!)

今日は、シルバーネックレスチェーンの事を少し・・・

大なり、小なり、ヘッドを首から下げるには、チェーンだの、
革紐だの、必要なわけだが・・

ぶら下がってりゃ、それで良いと思ってる方が、意外に多い気がする。

当アトリエでも、シルバーチェーン、ゴールドチェーン、ビーズチェーン、革紐、等、
いろいろと選択肢を揃えているつもりではある・・・
(ネットショップには、5種類ほどしか出してないですけどね・・・)

ウチとしては、チェーンよりもヘッドの方が売りたい気持ちが強いので(苦笑)
何となくではあるけれど、ネットショップのチェーンの品揃えはイマイチになってる・・・
(すんません!)

ただ、リアルショップの方では、デザインや太さ含め、
シルバーチェーンだけで、常に十数種類は準備している。

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1mmも無い太さのチェーンから、最大1.2Cm程の太いチェーンまで、ご準備できる。

長さは女性用で約40cmくらい、男性用で50cmくらいで設定しているが、
欲しい方がもしも居るならば、10mのチェーンだってご準備できる。(笑

まぁ、今回言いたいのは、そんな話じゃなくて・・・

女性が好むプチネックレスだろうが、男性が好む大きめのペンダントヘッドだろうが、
皆さん、ヘッドに目が行き過ぎて、チェーンを見てない気がしてて・・・

勿論、主役であるヘッドあっての脇役なのだけど、
その脇役が、主役を生かせてるか?
場合によっては、主役を殺してしまってる場合も、たまに見かける。

ヘッドのデザインや主張に対して、チェーンが良い仕事をしているか?って所なのです。

シルバーのチェーンのデザインって、本当に凄く多いモノです。
そして、シルバーなら、燻す事も出来るし、磨きのままでも良い。
これだけでも、表情は違ってくる。

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更に、少しアレンジを訊かせて・・・

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こんなのや・・・

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数センチごとに、チェーンのデザインパターンを変えてリンクすれば、
非常に個性的なチェーンだって制作できる。

チェーンと言う脇役をただの脇役として起用するか?
名脇役として起用するかは、あなたのセンス次第って事なのです。

ネックレスチェーンのカスタムも相談お受けしますよ!!

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koukoku


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お天気も良いし、暑さも程よく、今日は過ごしやすい。

お客さんが滅多に来ない(苦笑)当アトリエ併設shopに、
今日は、珍しく人が来た。

って言っても、鳴門市役所の職員さん・・・

こんな、ワケの分からん、shopに何用かと思いきや、
ここ鳴門で店を出していると聞いて、鳴門市が進めてる、どうのこうので、
なんちゃらかんちゃらで・・・

良く分からんが、鳴門市の商工を盛り上げていきたい的なプロジェクトの説明に来られた。

うちの、門番、真瑠にガンガン吠えられながら、取りあえず、shopに入ってもらった。

地方の過疎や商工業の衰退は、ここ鳴門も例外なく見舞われてる様子・・・
まぁ、分かり切ってるけどね・・・・

んで、また、市のイベントなんかに協力いただければ的なお話・・・

まぁ、ウチに出来る事があるなら、OK!みたいに、取りあえずご返答し、
クンダラ(とりとめのない話)を言い合って、お帰り頂いた。

昔はここ鳴門も、競艇場や阿波踊りや商店街が元気な街だったんだけどね・・・・

今は、瀕死の状態です。(あっ!ウチもか・・苦笑)


んで、今日はコレ・・・

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オーダー頂いた、ターコイズペンダント。
(石はアメリカ、アリゾナのキングマンターコイズのややグレード高めのヤツ)

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少し太めのチェーンと合わせてのご注文。

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ペンダント土台は江戸時代のお金、一分銀で制作。

ターコイズ面と一分銀面のリバーシブルで楽しめるってヤツです。

俺もこのタイプのペンダントを普段使いで、いつも着けてる。

ターコイズペンダントでも、あまり他と被らない感じで、良いと思います。


最後はコレ・・・

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アトリエの庭で、てきとうに育ててる、バジルと唐辛子・・・
種から随分ワサワサ生えてきた。

夏にはこいつらで、ジェノベーゼやペペロンチーノを楽しむ予定。



koukoku






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GWも終りましたね・・・

俺も、昨日、一昨日、仕事を休んで、山に釣りに出掛けておりました。


日頃の運動不足と体重超過、んで、年を食ったせいか、
今日は腰痛と全身筋肉痛に見舞われております。

こんな、体がグダグダになってしまうと、仕事にならんです。


今回の釣行は、いつも一緒に行く友と初参加の娘を連れて行った。

親父が30年近く続けて来たフライフィッシングと言う趣味を
体験させてやるのが目的。

勿論、娘にとっては初フライフィッシング。

娘も受験生だし、今回が最初で最後になるやもしれないので、
誘ってみたら、二つ返事でついてきた。

ではでは・・・釣行の様子をザザーっと・・・

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綺麗なアマゴ・・・何度見ても美しい魚だと思う。

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移動中、姿を現したコイツ・・・

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アナグマ君。
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やっとこっちを向いてくれた。
まだ体は小さく、幼い為か?あまり警戒心が無く写真を撮らせてくれた。

せっせせっせと、餌となるミミズを土から掘り起こして食べてた。


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馬子にも衣裳ではないが・・・娘もウェーダーを履いて、
こんな景色の中写真に収めると、いっちょ前な雰囲気が出てる。

不慣れな危険な谷の遡行も、
写真を撮りながら、頑張って歩いてくれました。

本心かどうかわからないが、本人曰く「楽しい!」と笑って、2日間過ごしてくれた。

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娘が撮った写真。
カップヌードルの宣伝がしたいわけではない。

こんな山の中でカップヌードルを食べられた事が新鮮で嬉しかったそうな・・・

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アマゴを釣って取り込んでる最中。

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今回の釣行で一番の良型・・23cm。

ちなみに画像のバンブーロッド(竹竿)とランディングネットは、
俺の手作りである。


連休でプレッシャーの強い中、
型は全体的に小さかったが、
そこそこ釣れてくれて楽しめた。

娘にも、竿が振りやすそうなポイントで、
何度かフライフィッシングを体験させて見た。

自然の渓流のアマゴ釣りは、様々な釣りの中でも、
シビアで難しい釣りに分類できると思う。

更にその中でもフライフィッシングとなると、その難易度は数段上がる。

多くの人間がフライは釣れないと挫折して辞めていく事も良くある話だし、
初めてアマゴを手にするのに何シーズンも釣れないシーズンを過ごす者も居る。

それくらい渓流のフライフィッシングは敷居が高い釣りだと思う。


でも、奇跡が起きた。

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高い技術を要するフライフィッシングにおいて、
自然の渓流でのビギナーズラックは、ほぼあり得ない。

しかし、釣ってしまった!

自分でキャストして、
アマゴが飛び出すタイミングで、バッチリ合わせをくれてやり、
何とか手にした18cmほどの天然アマゴ。

俺は、魚の出そうなポイントを指さした事と、
寄せてきたアマゴをネットですくってやっただけ。

全て自力で釣り上げた。

俺も、友も、ホントに驚いて、笑ってしまった。


今回の釣行で娘がどう感じたかは分からないが、
俺にとっては、いい思い出となった。

いろいろとサポートしてくれた友にも感謝である。

本当に良い休日が過ごせた。


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今日は、雨・・・

相変わらず、アトリエに籠ってます。


今日は・・フィンランドエルクレザー(貴重なタンニン鞣し版)を使った、
特製チョークバッグ。

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フィンランドエルクは北欧のヘラ鹿の革だが、
近年、国内での流通量が非常に少なく、希少革になりつつある。

アメリカのエルクレザーとは比べ物にならない程の厚みと質感を持ってる。
(フィンランドエルクはヘラジカで、アメリカのエルクはアカシカ。アメリカでヘラジカはムースと呼ぶ。)
アメリカのエルクとフィンランドエルクは全くの別物である。

ウチにストックしているフィンランドエルクは、厚みも1cm程あり、
厚みがあるのに、鹿革同様、しなやかで柔らかく、吸い付く様な手触りである。
(ストックも残り少ないのだが・・・恐らくこの先入手できない希少革)


まぁ、チョークバッグの様な小物を1cm厚そのままで制作するのは厳しいので、
漉いて使う事にはなる。

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それでも、厚みを残せる所は、5mm以上は残して制作している。

今回、制作したのは、マチを取り付けたタイプ。
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以前から制作しているモノは、マチを付けていなかったのだけど、
それでも、革が柔らかく伸縮するので、十分な容量が確保できてるんだけどね。

今回はサイドにマチを設けた事で、やたらモノが入る感じ。

通常は鹿革の絞り紐だが、絞り紐もフィンランドエルクの四つ編み紐にした。

絞り止めには、ナチュラルターコイズの絞り止めを制作。

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非常に贅沢な仕様となった。

絞った時の姿はこんな感じ・・・
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あえて端革を使った事で、ワイルドながら、柔らかな質感からくるコロンとした可愛らしさがある。

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10年でも20年でも、直しながらでも、ずっと使って頂けると幸いです。



ゴールデンウイーク・・・明日は旧友たちが集うとの事で、
俺も夜から参加する。

連休最終の土日は、山に釣りに出かける予定。
今日の雨も、あまり降らないで欲しいところ・・・


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最後にうちの庭にあるサクランボ・・・
真っ赤に熟して、食べごろであるが、量が多くて、食べるのが追いついていない・・・
鳥たちがついばみに来て、手伝ってくれるが、それでも食べきれない程今年は豊作。

早く食べないと・・・




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