Phrygian cap & Crown SHOP 雑記

ブログ更新苦手なショップ職人兼店長が、意気込んで最低でも週一で何か書くぞ!と始めたショップブログ。

2016年12月

今年も無事、一年を終えようとしてる。


29日で仕事納めして、今年分のお客様への納品も完了!

今年も一年、こんな田舎のアトリエをご愛顧頂き、感謝、感謝です。


アトリエの年末の大掃除も終え、年賀状も出し、
後はこの大晦日をゆっくり過ごすだけとなった。

今年最後の仕事は以下のモノ・・・

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ショップでは売り切れとなっている、フィンランドエルクレザーのチョークバッグ。

こいつは、1cm厚の超極厚革で制作した特別仕様。

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茶芯ヌメ革を使って制作した、トラベラーズノートのレザーカバー。
中には、カードとペンが収められる、仕切り入り。
ボロボロの傷だらけになる程、使ってこそ味が出てくる革です。

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(ご利用、有難うございました!)


俺は今から、大晦日のご馳走の準備です。

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豪華!寄せ鍋セット!

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秘境の蕎麦と豆腐と蒟蒻!

これら全て、人からの頂きもの!!

人からの温情を受けて、我が家は今年も年が越せるってモンです。

みなさん・・かたじけない!


それでは、良いお年を・・・・



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今年もクリスマス・・やっと終わりました。


今年も毎年恒例のケーキ作りと、
娘の誕生日のご馳走作りにヘトヘトです。

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これがうち用の今年のクリスマスケーキ。
今年は栗苺!

あと、身内、知人友人に配るケーキと・・・

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モカ

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イチゴ

今年は7ホール制作。

年末正月に向けてさらに、7ホール前後制作予定・・とほほ・・・

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これは焼き上がり寸前の7号スポンジの様子・・・
型の高さよりも1.5倍くらいは膨らませます。

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そんで、焼きあがってから冷ますと1.3倍くらいの高さで落ち着く。

このスポンジ一台から、2、3ホール分のスポンジが取れる。

そんでこれは、娘のバースデーケーキ・・・
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チョコにイチゴめちゃめちゃ乗せ。

中のサンドもイチゴたっぷり。

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もう・・・ケーキに掛かりっきりで、
23日24日は、ほとんど仕事してません・・・

ホントに疲れた・・・
もう勘弁してほしい感じです・・・


今年の息子らと息子らの彼女達へのクリスマスプレゼントはコレ・・・

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肩掛けとベルトから下げるレザーがま口。


ホントに毎年クリスマスはしんどいです・・・

もう、28年くらい、自分の為のクリスマスなんてしてない・・・

俺のとこにも、サンタ・・・こねぇーかなぁ・・・
ミニスカートとか履いたタイプのヤツ・・・










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今年一年も、もう2週間切ったね・・・


早いなぁ・・・


今週末にはクリスマスが来るよ・・・
今年も大変だなぁ・・・


先日、少しだけ嬉しいご注文を頂いた。

ネットショップってのは、日本中、いや世界中から、来店してもらい、
注文が入るのは、あたり前なんだけど・・・

基本、海外には販売してないんだけどね・・・

以前、カナダから(日本人の方)ご注文問い合わせがあったけどね。
うちの使ってる宅配業者がカナダは扱えないと言う事で、
その方のご実家(日本)に送った事があった。

いやいや・・何が嬉しかったかと言うと・・

徳島県内の人がうちのショップにご注文を下さった事!

勿論、知人、友人やそれらの人を介して、
モノを売った事は毎度毎度あるのだけど・・・

俺の全く存じ上げない徳島県内のお客様から、
ショップにご注文を頂いたのはショップを始めて5年程なるが、
一度も無かったのです・・・

北海道から沖縄まで、全国からご注文を頂いてるのだけど、
地元、徳島からの注文は一度も無かった。

だから、それが何だか嬉しくてね・・・

ショップを始めて、初めて売れたのはホーボーニッケルのペンダントだった・・・
ショップを開いて半年目の事・・・それまで何にも売れてなかった。
東京の方が買ってくれた。
今でも覚えてる。

東京の見知らぬ人が、俺の作ったアクセサリーを着けてくれてると思うだけで、
凄く嬉しい気持ちになった・・・

そして、今回初めての地元のお客様からのご注文・・・
なんか、嬉しくて。

ずっと、近県の近畿も香川も高知も愛媛も注文があるのに、
徳島からは無いのは何故?って思ってた・・・

うん・・

それだけの事なんだけど、嬉しかった。

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さー!
仕事がんばろ!!





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今日は一日中雨・・・

真瑠も退屈そうにしてる・・・

もう、半年以上?
いや・・一年以上前くらいから、ずっと思いを巡らせてる事がある。

バイクで一人旅・・・

行先も決めず、日程も決めず、ただその日その日、
思うがままにバイクを走らせて旅を続ける・・・・

仕事も家庭も、ほっぽり出して・・・
殆ど家出みたいだな・・・

皆さん・・そんな、気持ちに憑りつかれた事はないだろうか? 


俺はまさに、その憑き物が、ずっと心の中に今も憑いてる。


そんな旅への妄想を形にしたのが、旅用のワンショルダー。
旅と言えばやっぱりダッフルタイプだと思う・・・・

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随分前から、構想しつつ、
少しずつ、少しずつ、制作してきた。

革はフィンランドエルクレザーの5mm厚と1cm厚を使い、
底部分と上部分の二室に分かれてる。
底部分はカメラ等を収める為、緩衝性の高い、1cm厚の革を、
上部分は絞りって閉められるように柔らかい5mm厚の革を。

正面にはライダースジャケットを思わせるDポケットを付ける。

金具には随所にシルバーを贅沢に使った。

Dポケットの前の小さなポケットのコンチョボタンは、
インディアンニッケルを削り出した、ヘルメットスカルのホーボーニッケルを・・
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Dポケットのファスナーのチャームには、シルバーのドクロが、
インディアンペニー銅貨で作ったジェットヘルメットを被ってるチャームを。
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バッグの上部はフィンランドエルクの革をスリットして、
四つ編みにした革紐で絞れる様に作り、
絞り止めにはモルガンの一ドル銀貨のリングを、
時間を掛けて、赤錆加工にしたモノを。
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小さな金具類も950シルバーをふんだんに使った。

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ワンショルダーの背負うベルトは1cm厚のフィンランドエルクレザーを、
切りっぱなしで作り、
長さ調節のバックルは950シルバーで制作し、唐草の彫金を施してある。
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(バックル製作途中の画)

本当に少しずつ、手間暇掛けて、妄想を形にしてきた。

いつか、妄想は実現するだろうか?・・・

暖かくなり始めた頃に行きたいなぁ・・・・


話しは変わるが・・・

コレ・・・

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ロードエンジェルズのGに頼まれて、ライダースジャケット背中に、
チームの看板をレザーの土台を付けて縫い付けたモノ・・・

これを見た、東京の同じくローズのTちゃんが「俺も・・」って事で、
縫い付けを頼んできた・・・

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レザーのベストはうちで制作したモノではない。

本来なら縫子の内職じゃないんだから、
縫い付けだけの依頼なんて100パー断る仕事だが・・・
(しかもTちゃんからの仕事依頼はこれが初めて。)

まぁ、次、何かうちで作らせてもらえるだろう事を期待して、
依頼を受けた。

ナチュラルのヌメの上に茶芯の焦げ茶のヌメを乗せて、
その上に看板のパッチを縫い付けてある。

ナチュラルのヌメにはオイルを塗り込み、早くあめ色に焼ける様にしてある。

新品で他所で買ったベストは、俺の所に送られてきた時点で、
縫い目が切れて飛んでたり、革紐が切れてたりしたから、
修理までさせて頂きました。

(Tちゃん、次は、まともなオーダー頂戴よ!苦笑)


あぁ・・・遠くへ行きたい・・・
(し~らない、まぁぁぁちを・・歩いてみぃ~たぁあい・・何処かとぉおおくへ行きぃたぁあい・・♬)







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寒いね・・・日々。


うちでスマホ持ってないのは俺だけ。

頑なに拒んでるわけではない・・・
(確かにそう言う、時期もあったかもしれない・・・)

俺と同じく、ずっとガラケーを使い続けていた友も、
少し前に、スマホに変える事を伝えてきた。

俺にそれを、一応伝えてくれるのが嬉しいじゃないか。

俺は、その後もずっとガラケーだけどね。

今日、娘のスマホの調子が以前から悪かった様で・・・
しょうがねぇから機種変更してきてやった。

何なんだろうね・・・
高校生のガキがスマホほぼ100%持ってる時代・・・

俺らの時代はねぇ、ポケベル持ってたら、ブルジョワだよ。

女の子たちは、大学ノート、ひっきゃぶった紙にさ、
切ない恋心を手書きでしたためて、
可愛らしく折り紙みたいに折ってさ、
そっと、友達伝えで渡してくれたもんだったよ。

ライン?かなんか知らんが、
そんなもんで語られる言葉の100倍、心があったと思うよ。

まぁ・・・・

もう・・

いいです・・・

今の時代、それがないと、人とコミュニケーションできないってのなら・・・

もう・・いいです・・・


そんな感じで・・・

機種変更に合わせて、作りたくもないスマホケースを作ったよ・・・
早いけど、コレ、クリスマスプレゼントって事でヨロシク・・・

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贅沢にフィンランドエルクレザーを使って作った。
インディアンコンチョと鹿革紐で巻き留める感じのヤツ。

ビーズもアンティークホワイトハーツの色目の良いの着けてやった。

今回、中は、市販のプラスチックの携帯カバーを流用させてもらった。
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これ使うと、総革仕上げて作るより、10倍くらい手間いらず・・・
まぁ、この方がスッキリしてて、良いのだろうなぁ・・・
機種変換したときは、このプラッチック変えたら、外装のレザーはまた使えるだろうし。

でも、売る気にはならないから、売り出したりはしないよ。

フィンランドエルクレザー(ヘラジカの革)を使ったのは正解だな・・・

鹿革の床面(裏側)ってのは昔からモノを磨くのに適してて、
セーム革って知ってるだろうか?
鹿革を白く鞣してる革なんだけど、
眼鏡やカメラのレンズを磨くのに、昔はよく使われていた。

古いカメラ屋のオヤジなんかは、
いまだに、「はーっ」って息吹きかけて、
セーム革で磨くのが一番きれいになるって信じてる。

鹿革の裏側ってそんな革だから、
携帯に着いた指紋や油なんか、ちょっと擦れば綺麗になる。

だから、フィンランドエルクレザーで作ったのは正解って事。

俺もそろそろスマホかなぁ・・・
時代の波に吞まれていくのかなぁ・・・

でも、手紙とかは、ずっとずっと、死ぬまで書きたいと思うね・・・


ほとんど、ボヤキだなぁ・・・





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