Phrygian cap & Crown SHOP 雑記

ブログ更新苦手なショップ職人兼店長が、意気込んで最低でも週一で何か書くぞ!と始めたショップブログ。

2015年02月

先日、オーダー品として製作した、オイルヌメを使ったケースです。

基本的には、ショップサイトにもある、吊り下げ式のコンデジケースや、
縦型の名刺入れと同じ作りの駒合わせ縫いで製作しました。

使われるご本人は、携帯を入れたり、ちょっとしたメディスンバッグ的な使い方をされるようで・・・

コンパクトデジカメやタバコなんかも入れられそうです。

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裏はフックでベルトから下げられる形。


今回何より、拘ったのが、コンチョ。

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江戸時代の銀貨、安政一分銀をコンチョにしました。


四角いお弁当箱みたいなバッグに、四角いコンチョ・・・

なんかいい感じです。




koukoku
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携帯はガラケーである。

今の携帯は、もう10年近く使ってるかもしれない・・・

でも、壊れてないし、全然使える。

電話は話が出来ればそれでいい。

ずっと、そう思ってる。

でも、いつか、この使ってる携帯が壊れたら・・・どうしよう・・


知人、身内は無理を言う。

でも、頼まれれば、断れない。

ずっと、作る事を拒んできたのは訳がある。

スマホのケース・・・

コイツは、手作りすると、手間が掛かる割に、安いものが沢山出回ってる。
だから値段が取れない。

そいで、コイツらは、直ぐに新しい型が出てくる・・・
せっかく、型紙起こして、製作しても、直ぐに古い型になって、
古い型は用済みになる。
そして、何年も使えるのに捨てられる。

これがクラシックカメラなら、ずっと変わる事がない。
クラシックカメラのケースなら、上手く使えば一生物だ。

作りたくないけど、作った。

i phone 6 専用ケース・・・

お任せだから、やり過ぎた感は否めない・・・

でも、この持ち主・・・
新機種が出ようが、直ぐに買い換えたりしない。
壊れるまで使う主義の人。

だから、作った。
長くケースを使ってくれるだろうと思ったから。

栃木レザーのナチュラルヌメで、
しっかりと作った。

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表にはスタッズをあしらった。

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裏は透かしを入れた。

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中は(ボケたなぁ・・)豚革のバックスキンがカバーになる様に作ってる。


でも、やっぱり、製品化する気が、まったく起きない。
コレっきりにしたい。
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ずっと前から、作ろう作ろうと思いながら、仕事の合間合間でしか作業できず・・・

もう・・・1年近くなります。

俺の愛馬、ヘリテイジスプリンガーのサドルバッグ・・・

もともとの純正バッグの形が好きで、どうにか同じ形のバッグで、革質、革色だけを変更して、
作り上げようと思い立って一年・・・

やっとここまで組み上げた。

約5mm厚の極厚オイルレザーを使って、
暇を見つけては、コツコツと・・・

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純正バッグは3本のベルト留めだけど、
めんどくさがりの俺は、2本で十分と判断して、こうなった。

純正のバッグの部材を流用したから、当然同じ形にはなるのだけど、
正直、純正バッグのフレームに合わせて、革を裁断して組み上げるのは、
新しい普通のバッグを作るよりも、面倒なんです。

でも、ここまで組み上げた。

後は上から被せるフラップの製作だけど、
コンチョで飾るか?
スタッズで飾るか?
等など、まだ迷いのある状態。

出来上がりまでには更に時間が掛かりそう・・・

さて・・・と・・・遊んでないで仕事仕事・・・

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何か新しい・・

しかも女子ウケしそうな・・・

そんな何かを・・・

と、

dクリエイターズ参加後あたりから、いろいろ考えてました・・・

そんで、思いついたのが・・・

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これ、アメリカはアリゾナ産のターコイズです。
ほぼ原石。
んで・・コイツを削りだしていきます。

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ここまででも結構時間掛かってます。

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一生懸命に磨きこんで、テカテカにしました。

ここまで来ると分かってもらえるだろうか?

くっくくっく~ぅ くっくくっく~ぅ 青い鳥ぃ~♪

って、年齢がバレそうですが・・・

んで、コイツ(幸せ)が逃げないように・・・

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バードケージに閉じ込めました。


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底部分は25セント銀貨(うちお得意の)。
あとは950シルバーの銀線をちまちまロウ付けして・・・


作り始めた以上、最後まで作ってしまわないとしょうがないから作り上げたが、
作りながら、やたら手間がかかる事に気付き、
これじゃ、製品として出して・・どうなの?って途中で思い始めて・・・

手間と価格のバランスが取れない気がしてるので、ボツ!にしようかと迷ってる。

コレでも、当初の構想から言えば、随分、手を抜いたのだけど・・
(目玉をマジックで書いた時点で捨ててる。書かない方が良かった・・・)

それでもこの手間のかかりよう・・・

駄目かもしれない・・・

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koukoku
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昨年、友人から財布のオーダーを貰っていた。

革や仕様をその時に何となく決めておいて、
せっかく新しく作るのだから、縁起の良い春財布にしようと二人で決めていた。

春に財布を新調すれば中身(お金)が沢山集まる「張る財布」春財布として縁起がよい。

逆に秋に新調する財布は中身が入らない、「空き財布」秋財布と言うことになる。

まぁ、そんなゲンを担ぐ意味も込めて、春に作る事にしていた。

今日は節分。
そして、明日は立春である。

春の始まりに合わせて使ってもらえるように、立春に合わせて送った。

本当はオーダーだったので、お買い上げって事になってたのだが、
昨年、非常にこの友人に世話になっていたので、今回はお礼を兼ねてプレゼントした。

だから細かな詰め等せず、勝手に良いと思うように作って、
勝手に贈った。

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ヌメが程よく色付いたキャメル色の極厚ヌメ

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コンチョには一ドル銀貨を・・・

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カードポケット、大きなコインケース、札入れと、ポケット。

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札入れには1cmほどのマチを設けて、がっぽがっぽ札が入りますように!

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コインケースにもガバッ!と開いて使い易いように扇のマチをつけ、
フラップでしっかり押さえ、小銭が漏れ出さないように・・・


俺も、今年はバイクに乗る時用に春財布、
作っておこうかな・・・




koukoku
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