Phrygian cap & Crown SHOP 雑記

ブログ更新苦手なショップ職人兼店長が、意気込んで最低でも週一で何か書くぞ!と始めたショップブログ。

今日は・・・あつい!

梅雨の晴れ間はいいが、ムシムシする。

アトリエのエアコンもずっと我慢してきたが、今日は無理。

アトリエに入って直ぐにエアコンスイッチ、ON!。

快適~


以前から、少しずつでは有るが、
試験的に鋳造したアクセサリーの製作を始めてる。

金工には大きく分けて三つ・・・

鋳金(鋳造)、鍛金、彫金。

今までの製作は、鋳造以外の鍛金と彫金による製作だった訳です。

で、その鋳造と言う手法だが・・・

世の中の金属製のアクセサリーの大部分が、この鋳造と言う製法で作られてる。

もっともポピュラーな鋳造製法として、
ロストワックスと言う製法がある。

直接硬い金属に細工をする、鍛金や彫金とは違い、

ワックスと言う、硬質なロウを削って、アクセサリーの原型を作り、
その原型の型を取って、同じ物を大量にコピー生産すると言う手法。

カッターでもサクサク削れるワックスを造形する事で、
非常に細かい作品も作り出せるし、
一度、ワックスを造形して型を取ってしまえば、
何個でも同じ物が作れてしまう訳だ。
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この「手」の作品もロストワックスと言う鋳造方法で製作したもの。

ワックスを造形する工程はこんな感じ・・・

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元はタダのこの青いワックスのブロック状態の物を、削っていく。

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ちょっとずつ・・・ちょっとずつ・・仕上げていく・・・

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ここまで来ると結構リアルになってくる。

そんで、コイツを鋳造する事で、銀に置き換える。

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ただ、金属をぶっ叩いて製作してきた俺にとっては、
ワックス造形は、非常に難しい物だと感じている。

美大出身でもないし、本当に彫刻の世界となんら変わりないこの作業は、
骨が折れる。

正直、硬くても銀をぶっ叩いてる方が、性に合ってる・・・

でも、このデザインはずっとずっと前から俺の中に温めてあったデザイン・・・
いつか製作しようと思っていた。

徐々にでは有るが、少しずつ、こう言った鋳造作品も、
手掛けて行こうと思ってる・・・

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koukoku
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今日は・・・寝坊した・・・

昨夜、何を思ったか、最近サボり気味だった筋トレを急に1時間位したからか・・

寝付けず・・・

起きたら、昼の12時30分だった。


取りあえず、今日、出荷の商品を送り出し、

真瑠の散歩に出掛け・・・

帰ってきたら、14時前・・・

・・・

・・・


あぁ・・・

今日は・・・

休もう・・・

腹が減ったので、ポテチとピクニックフルーツで、
シンプルで高カロリーなブランチをいただく・・・

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裏切らないこの二品をたいらげ、
6月、一発目のブログとする・・・

雨も、強く降ってきたし・・・

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たまには家の中でのんびりするか・・・




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現在、Acid Black Cherry  2015 tour   L -エル- で、
LIVE MUSICIANとして全国を周っておられる、
SHUSE 氏に、このツアー向けに送らせて頂いたアクセサリー達です。

(いつもお世話になっております!)

俺のグズな仕事のおかげで、ご迷惑をお掛けして、
既にツアー終盤に至って、やっと納品完了と言う感じで・・
(申し訳ないです・・)


それでは・・ずらーっと!


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黒檀、紫檀、シャム柿、楓、鉄刀木、等の銘木を何層も張り合わせて制作した十字架。

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重ね着けに便利な様に長さを変えて作った天然オニキスのネックレス・・・

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以前お送りした、青石に次いで、琥珀色の石。有刺鉄線で封じている?・・

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コインをリンクしたブレスにメダイとマリアのスタチュー・・・

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今回、一番時間が掛ってしまった「手」のヘッド。
握っているのは、ナチュラルターコイズの原石をナゲットのまま磨いたもの・・・
コンセプトは、無邪気で貪欲な、少年の手。


使って頂いている、ご様子は、SHUSE氏のオフィシャルブログの方で・・・


SHUSEオフィシャルブログ


ツアー中に納品完了できて、ほっと一安心です・・・



koukoku
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昨日、出産祝い・・・と題し、オーダー品の可愛いペンダントアップしたが、

それより以前から、随分、時間は掛かったが、これも祝いの品を製作していた。

まずはこのターコイズ・・・

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アメリカはネバダ州産のターコイズ。

鉱山名は「ナンバー8」。

もちろん、無添加の美味しいナチュラル素材の原石・・・

アメリカンターコイズを代表する、ターコイズの一つで、
日本でも人気の石である。
(1960年台初頭に閉山し、現在、ナチュラルの石は、手に入り難い希少品となった。)

コイツらの中から一個だけ選び、カット!

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ウェブを形成する、マトリックスとなる母岩もカットや研磨で、
欠落する事無く、石質も非常に良好。

今回ナンバー8を選んだのは訳がある・・・

日本語で訳せば「八番」・・・

八と言えば、なんか、末広がりで先々見通し明るく、縁起がよい感じ?

そんな理由で「ナンバー8」なのだ。

コイツを丁寧に研磨して、コインで製作したペンダントフレームに乗っける。

コインも拘りぬいて、1900年代初頭のアメリカのバーバーデザインのコインを選択。

(贅沢である)

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コイツを選んだのも訳がある。
このバーバーのデザインから後のコインは、
ダイムもクォーターもハーフもすべて、バラバラのデザインになってしまう。

だから、統一感を持たせたくて、この、バーバーデザインの10セント(ダイム)と、
25セント(クォーター)をペンダントの土台に選んだ。

そいで、これらの土台に、研磨した、末広がりの八番をセット。

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コレを、沖縄に住まう、古い友に贈りたい。

普段から、アクセサリーなんか着けない男だったから、
きっと、シルバーのチェーンなんか持ってないと勝手に判断して、
チェーンもセットした。

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その友は、この五月に結婚し、秋には待望の子供も授かる。

晴れて、家族をてにいれたのだ。

だから、左から、父ちゃん、子供、母ちゃんで、3個。

同じコインデザイン。
同じ一個の原石から切り出した八番の石3つ。

家族で作っていく幸せが、いつまでも続いていくように祈って製作した。

家族みんなで使ってもらえたら、これまた、職人冥利に尽きる。

製作に時間が掛かって、少し遅くなったが、

結婚、おめでとう。
夫であり、父となり、一家の大黒柱になるのだから、
責任もって、家族を守ってください。

末永い幸せを願って・・・

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友人から・・・

知人にこの度、子供が生まれて、
何かお祝いを贈りたいので作ってくれとの依頼。

女の子なので、記念になる、可愛いペンダントでも・・・との事。


んで・・・

製作させていただいた。


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これ。

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相変わらず、写真へぼいなぁ・・・


マーキュリーダイムのスマイルと花形の銀板に小さなターコイズ、
お名前とお誕生日。

コレを、鹿革紐に通してお渡しする予定。


俺の周辺でも、今年はおめでたい話が多い。

親戚の出産。
友の結婚と出産。

お祝いにお金を贈るのが一番、喜ばれるかもしれない。
実際、一番役に立つ。
それは否定しない。

でも、後で何に使ったか分からなくなるお金よりも、
何か、形として残る物を贈るのも、
俺は、良いと思う。

あー、あの人があの時にくれた物だねって事になる。

ペンダントを受け取る本人が、大きくなった時に、
気に入って着けてくれたら、職人冥利に尽きる。










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